何もかも「足りない」

介護問題における最大の問題と言えるのが、やはり『費用』や『人員』、そして『家族の介護』という問題でしょう。まず費用に関しては、そもそも介護を受けるためにも、お金が必要となります。介護保険があるとしても、全てを賄われるわけではありませんから、金銭的な問題で受けたい介護が受けられない、ということもあります。また人員、これは重大な問題です。

将来さらに高齢者が増えれば、今よりもさらに多くの人が必要となるにも関わらず、現状介護職に就く人は全体的に減少しています。ですから、物理的なヘルパーの人員を増加させるか、または何らかの方法で、一人あたりの負担を減らす、などの手段が必要となります。

家族同士での介護問題、これは個人によって大きく異なります。しかし多くの方が、やはり親に対する介護に関して責任を感じていますので、どうしても『無理』してしまいがちです。そして生活がそれ一色になってしまい、そのために疲れ果ててしまうことがあります。いわゆる『介護疲れ』です。それは体の故障や鬱などといった二次問題を引き起こすものでもありますから、そういった家族の負担を軽減させるための、介護制度が必要となります。このように、介護が抱える問題はたくさんあります。